施工のポイント

　本工事は土佐市の宇佐漁港と横浪半島を結ぶ長さ645mの大橋の一部を塗り替え塗装する工事でした。本工事は、重塩害地域でも高い防勢力を発揮する「アースコート防錆塗装システム」を採用した修繕工事でした。また、本工事では、工事管理などに工夫を凝らし、後期に余裕ができたため地域貢献という形で土佐市の親子クジラモニュメントの台座補修に取り組みました。
　この大橋は、昭和48年に架設され、この橋ができるまで福島から井尻まで渡し船が出ていてその歴史はおよそ1200年も続いたそうです。これからもその長い歴史を支えるように立派に建造された橋であり、日々多くの人の行き来を支えています。

工事内容は、以下の通りです。
橋長L＝645ｍ
施工範囲P9～P10（L=39.90ｍ、幅員6.5ｍ)

仮設工 足場工 A=350㎡
塗膜除去工　A＝1,060㎡
面取工　L=2,926ｍ
素地調整（2種ケレン） A=1,060㎡
塗替塗装工（アースコート防錆塗装システム）　A=1,060㎡
支承防錆工（アースコート防錆塗装システム）　N＝6基