施工のポイント

　本工事は、土佐山の山間部に架かる橋の修繕工事で、周辺住民の方が良く通行する生活道でもあったため、工事への理解を頂くことが非常に大切な工事でした。
　本工事での塗装仕様は、「RC-1塗装系」といわれる塗替え塗装仕様を採用しており、塗装作業前にブラスト機械による素地調整作業が必要でした。このブラストによる素地調整作業が重要で、この工程により長期の耐久性を期待できるようになります。また、本工事では、往来のブラスト工法ではなく、弊社保有のブラスト機械による新技術マルチメディア・ブラスト工法を導入し施工を行いました。これにより、当初想定された大量の研削材廃棄物(約30ｔ)を削減することができ、環境負荷低減にも取り組むことが出来ました。

工事内容は、以下の通りです。
橋長L=51ｍ、幅員7.0ｍ

仮設工 吊足場 A=480㎡
塗膜除去工　A=1,490㎡
面取工　L=1,522ｍ
素地調整（1種ケレン） A=750㎡
塗替塗装工（Rc-1塗装系）　A=750㎡