有機溶剤が人体に与える影響
こんにちは!
株式会社のびる 田原です。
今回は有機溶剤が人体に与える影響をお話しさせていただきます。
塗装に付きものである有機溶剤は扱い方を間違えると、健康被害を引き起こす恐れがあります。
有機溶剤のリスクを下げる対策も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
・有機溶剤中毒症状
有機溶剤・特定化学物質は神経障害を起こします。
中枢神経系の症状として頭痛、めまい、記憶力低下、視力低下、失調症状、手指のふるえ、失神、精神神経症状(不安・短気・焦燥感・不眠・無気力など)がおこります。
主な有機溶剤
病気を引き起こす原因となる有機溶剤には以下のようなものがあります。
- トルエン
- キシレン
- エチルベンゼン
- メチルイソブチルケトン
トルエンやキシレンは有名な有機溶剤ですが、近年では高い発がん性を持つエチルベンゼンやメチルイソブチルケトンが注目されています。
塗料を購入した際は、これらの有機溶剤がどれくらい含まれているのか、SDSで確認する習慣をつけておきましょう。
実際に起こった中毒の事例
残念なことに実際に塗装が原因で病気となった事例があります。
事例を確認することで、自社での対策に活用可能です。
事例1
鋼箱桁とアーチリブ内の塗装の最終点検と補修を、塗装工3名が規定の装備をせずに実施していたところ、箱桁内部で有機溶剤中毒に罹り、自力で脱出できなくなった。
急遽救助に入った塗装作業責任者もまた中毒に罹り、途中で動けなくなった。
結局4名は、4時間半後にレスキュー隊によって救出されたが、結果は比較的軽度の中毒症であった。
事例2
記日時、災害発生地にて、橋梁の塗替塗装のため吊り足場上において電動ファン付き呼吸用保護具(防じん機能付き防毒マスク)を着用して剥離剤(ベンジルアルコール 30~40%含有)の吹付作業を行っていた被災者が倒れているところを発見されたもの。
作業場所はPCB及び鉛の飛散防止のため隔離措置がされ、通風はなく、剥離剤を吹き付けると有機ガスの濃度が上がり続ける状態であったが、集じん排気装置等を稼動させていなかった。
中毒のリスクを下げるための対策
有機則で規制される物質を利用する際には、最小限しか利用しないことが大切で
発生源を密閉する、局所排気装置などで換気するといった作業環境管理での対応が必要になり
保護具(防護衣、防護メガネ、防毒マスク)の着用の徹底や、有機溶剤の種類に応じた適切なものを利用することで対策することができます。
まとめ
塗装作業でかかる病気の多くはエチルベンゼンやメチルイソブチルケトンなどの有機溶剤が原因です。
中毒にかかるリスクを下げるために、株式会社のびるでは職人さんに防護服の着用・防毒マスクの着用を徹底し、有機溶剤の危険性の教育をしっかりと行っています。
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